日本インターンシップ学会

 

平成21年度 第1回研究会

日程平成21年6月27日(土)

日本インターンシップ学会九州支部平成21年度第1回研究会は、九州支部設立からちょうど1年目にあたる6月27日(土)に福岡市早良区の九州大学西新プラザにて開催された。テーマは『九州からグローバルなインターンシップを考える』とし、留学生にまつわるインターンシップを中心に、実践的な活動をされている方にご発表をいただいた。

一人目は、大学コンソーシアムおおいた 事務局長代理 太神(おおが)みどり氏が『受け入れ側のメリットとなる留学生インターンシップへの取組み』というテーマで発表。留学生に特化したサービスを目的に設立された大学コンソーシアムという、我が国でも先駆的な組織での留学生インターンシップについて報告いただいた。

二番目は、九州アジア人財協議会事務局長 馬場 研二氏による『アジア人財資金構想プログラムにおける留学生インターンシップ』。留学生を受け入れるだけでなく、アジアで人財を還流させることを目的に、各国からの多数の留学生の受入れと、日本で働くための基礎的な能力獲得支援について示唆に富んだ報告をいただいた。

三番目は、『海外インターンシップの現状と課題』というテーマで、ライトハウスキャリアエンカレッジ株式会社代表取締役、高畠 一郎氏に発表いただいた。日本の学生を米国企業へインターンシップ生として送り出しているサービスの現状と課題について、学生の基礎力形成という側面を中心に話題提供をいただいた。

最後に、九州支部長吉本圭一から、当日の総括とともに、実践報告も視野に入れた当学会のあり方について提案がなされた。

九州支部としては、年間2回の研究会実施を予定しており、大学関係者のみならず、企業関係者にも参加しやすい研究会を今後も検討していきたい。

(九州支部 真鍋)

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