日本インターンシップ学会

 

第22回研究会 企画研究WG・高良研究助成委員会共催

日時平成30年11月23日(金)13:30~16:30(16:45~18:00情報交換会)
場所久留米大学福岡サテライト
テーマ「研究スタートアップ支援セミナー ~高良記念研究助成受賞からのその後のキャリア~」
プログラム1.セミナーの趣旨説明
  牛山佳菜代(高良記念研究助成委員会・委員長・目白大学/准教授)
  江藤智佐子(企画研究WG・委員長・久留米大学/教授)
2.基調講演 : 「インターンシップ研究分野と科研申請について」
  吉本圭一九州支部長(九州大学人間環境学研究院/主幹教授)
3.パネルディスカッション
  眞鍋和博 (北九州市立大学/教授)
  渡邊和明(精華女子短期大学/講師)
  酒井佳世(久留米大学/准教授)
  坂巻文彩(九州大学人間環境学府博士後期課程)
4.ワークショップ : 「授業や実践をテーマにとした研究計画の立て方」
  ファシリテータ : 江藤智佐子
5.総括討議 : 「実践を研究に~客観性と相対化~」

去る2018年11月23日(金)に久留米大学福岡サテライトにおいて、企画研究WGと高良研究助成委員会共催による『研究スタートアップ支援セミナー~高良記念研究助成受賞からのその後のキャリア~』のセミナー及び2018支部役員会を開催しました。

支部役員会では中濱雄一郎会員(実行委員長)から第19回大会の決算報告が行われ、次に吉本支部長から第23回研究会の日程、内容等についての検討が行われました。

研究会は、まず、吉本圭一会員から日本学術振興会学術システム研究センターで科研改革2018も担当された経験から学問分野のおけるインターンシップの研究分野と科研申請の際のチェックポイントについて、学術的な観点から講演が行われました。次に、パネルディスカッションでは、本学会の若手研究者支援助成制度である高良記念研究助成の歴代受賞者(眞鍋和博会員・渡邊和明会員・酒井佳世会員・坂巻文彩会員)の4名に登壇いただき、申請から受賞までの経緯とその後のキャリアではGP獲得や日々実践及び学会発表など精力的に取り組んでいることが発表されました。最後に江藤智佐子会員から研究計画の立て方や方法論など説明がなされ、引き続き3グループに分かれそれぞれ研究計画の立て方についてワークショップが行われました。総括討議では実践を相対化すること、また、先行研究を踏まえた「問い」の難しさについて議論が展開されました。今回は、九州以外の地域や非会員も含め19名の参加があり、このセミナーを機に高良記念研究助成への応募に挑戦して欲しいと牛山高良記念研究助成委員長からメッセージが伝えられました。

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