日本インターンシップ学会

 

第18回研究会 企画研究WG・年報編集委員会共催セミナー

日時平成28年12月10日(土) 14:00~16:30
会場九州大学箱崎キャンパス 会議室
プログラム1.「セミナーの趣旨説明」
  安孫子勇一会員(企画研究WG委員長・近畿大学)
2.「日々の実践をどう研究論文にするか」
  見舘好隆会員(北九州市立大学)
3.「『インターンシップ研究年報』への投稿と査読の実際」
  亀野淳会員(年報編集委員会委員長・北海道大学)
 進行:眞鍋和博会員(北九州市立大学・教授)

九州支部では、企画研究WGと年報編集委員会との共催による『日々の実践に基づいた研究企画と論文作成に向けて』のセミナーを2016年12月10日(土)九州大学箱崎キャンパスで開催しました。

最初に安孫子 勇一 会員(企画研究WG委員長・近畿大学)から本セミナーの趣旨説明があり、続いて「日々の実践をどう研究論文にするか」というテーマについてメインレクチャラーである見舘 好隆会員(北九州市立大学)の講演が行われました。授業やインターンシップ、PBL、サービスラーニングなどの実践をどのように研究論文にしていくか、M-GTAなどによる質的研究法を中心にケーススタディ方式で進められました。参加者の多くが日々実践を行っている教育機関や産業界、仲介組織の関係者ということもあり、ケースが紹介されるたびに質疑応答が飛び交いました。参加者からは実践に対する想いをどのように研究という形にすれば、また実践を相対化することの難しさなどについても議論が展開されました。

最後に亀野 淳 会員(年報編集委員会委員長・北海道大学)から4回目を迎える本セミナーの経緯と「『インターシップ研究年報』への投稿と査読の実際」についての説明があり、このセミナーを機に学会発表や年報投稿に挑戦して欲しいというメッセージが伝えられました。九州以外の地域や非会員も含め26名の参加があり、セミナー終了後も参加者同士で活発な意見交換が続いていました。

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